2019年11月09日

本の話236・ヴァージニア・ウルフ 「三ギニー」

ヴァージニア・ウルフ 片山亜紀・訳 「三ギニー 戦争を阻止するために」
  平凡社ライブラリー 


購読している新聞の2月の書評欄で知り、
あちこちの本屋さんを探して歩いて、
9月にようやく入手した本。

副題の「戦争を阻止するために」が
気になって読んでみたいと思ったのだ。

読んで思ったのは、この本が書かれた時代と
今とあまり変わらないのではないか?
ということ。

当時と比べれば、
まだ認められていない国もあるが
女性参政権のある国も多くなり、
女性の就業先も増えてはいるが、
世間は家父長制的な意識に
まだ縛られ続けているように思えるから。

以前見た映画「未来を花束にして」で、
女性参政権運動をしていた
サフラジェットのことも、
ほんの一部ではあるけれど、
本書に出てくる。

本文の後にまとめられた注釈もいいが、
本文のみでも訳された方の上手さなのか、
読むのに支障は感じなかった。

「戦争を阻止するために」
何が必要なのか
何ができるのか
これからも考え続けていこうと思う。
posted by t0-k0 at 11:13 | Comment(0) | 本の話
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